【移転】さよなら、こだいこ｜こだいこらーめんしろ

熊本県合志市に移転されました

こだいこ｜熊本県合志市｜こだいこらーめん

惜しまれつつ閉店されたこだいこ

熊本県熊本市中央区にあったらーめんこだいこ。惜しまれつつも平成28年1月29日をもって閉店されました。私はその最終日の1日前、28日に訪問。写真は開店前の店頭の様子です。

開店の前に再びお店に来ると既に行列ができていました。

こだいこのラーメンは全て手作り。昭和２９年に玉名にて前身である東洋軒が創業。昭和３２年に熊本に進出してよりこだいこの屋号で営業してこられました。

ようやくもうすぐ店内に入れます。

こだいこは平日が19:00〜2:00まで、金曜土曜は19:00〜3:00まで営業。飲んだ後に何度もお世話になりました。

最後の一杯までこころを込めてラーメンを作られるという熱いメッセージ。

ラーメンマン

今回お伴させていただいたラーメンマン。前回はお腹の都合で、店頭にて記念撮影の後にお帰りになられました。ということで一緒にラーメンをススるのは初めてとなります。

私も撮っていただきました。

特別メニュー

61年もの長きに渡って営業されてきたこだいこ。最後の3日間は特別メニューでの営業です。

こだいこのラーメンの仕込みや頑固親父さんのコメント。ご苦労の上にこだいこのラーメンがあったということを忘れてはならないですね。

お店の方はこだいこは残したいとのお気持ちでらっしゃるとのこと。今後の展開に期待したいです。

メニューは特別メニューのため、この日はこだいこらーめんしろのみ。サイズは選ぶことができます。今回はこだいこらーめんしろの大盛（800円）を注文。

生卵、きくらげ、ねぎのトッピングができました。

店内にあるノートに名前や住所をとのことでしたが、混んでいたため書き込むことができませんでした。代わりに名刺をお渡ししたので、新たな展開を楽しみにしています。

卓上には焦がしニンニクやゴマ、コショウなどの調味料が用意されていました。

ラーメンとラーメンマン

ラーメンが到着し、ススる直前のラーメンマンさん。

こだいこらーめんしろ

こちらがこだいこらーめんしろ。トッピングはチャーシューにきくらげ、ネギとなってます。

らーめんしろはこだいこのラインナップの中であっさりということもあり、スッキリとした口当たりの豚骨スープ。塩気はしっかりときいていて、徐々に旨みが広がってきます。後にはほのかにこってり感がやってくる。クセがなく食べやすい仕上がりです。それでいて豚骨の風味も十分に楽しめる。名残惜しいですね。

麺は中太のストレート。茹で上がりは普通からやや柔らかめでしょうか。ススりやすい麺で、スープにもよく馴染んでいる。麺をススる手がとまりませんでした。

チャーシューはあっさりめの味付け。柔らかく仕上げてあります。ほんのりと素材の風味が味わえました。

また色々な部位が入っており、それぞれカタさや味付け具合が異なります。端のほうにいくにつれて歯ごたえがあり、塩気もきいているような印象。様々な食感と風味が楽しめました。

ある程度食べ進めたところで焦がしニンニクを投入。

最後のニンニク投入

ニンニクチップはニンニクの風味が強すぎない。それながらもビターさがよく出ていてパンチがあります。見た目もインパクトが出ますね。

今までは遅い時間帯でも当たり前のように営業されていたこだいこ。閉店されるとなると改めて有り難みが分かりますね。どんな形であれ復活してほしいと願っています。ありがとうございました。

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