佐藤屋｜山形県山形市｜冷し芋煮ラーメン

山形駅から徒歩圏内の老舗 佐藤屋

山形県山形市にある佐藤屋に行ってまいりました。JR山形駅から徒歩約10分ほどの場所にあります。

佐藤屋は明治36年創業。ものすごく歴史のあるお店です。

昔懐かしい雰囲気の店内

店内に入ると正面から左側にわたってテーブル席。

右手にはお座敷があります。

どこか味のある雰囲気ですね。

大正時代から平成16年まで使用されていたという国内最古級の製麺機。これは貴重な遺産ではないでしょうか。

レジの手前のテーブルにお茶とお水のポットが置いてあるので、こちらでセルフサービス。

卓上にはコショウや黒コショウ、唐辛子といった調味料が用意されています。

メニュー

メニューは中華そばをはじめちゃーしゅーめん、つめたい鳥中華、冷しらーめん、芋煮らーめん、芋子煮そばセット、霞城セット、冷し芋煮らーめん、冷し芋煮そば、釜ざるそば、たぬきそばなどなど。らーめんだけでなくそばも充実しています。今回はこちらでしか食べれないという名物料理、冷し芋煮らーめん（950円）を注文。

冷し芋煮らーめん

こちらが佐藤屋の冷し芋煮らーめん。トッピングは芋煮（芋、牛肉）にメンマ、かまぼこ、たけのこ、きゅうり、（たぶん）ふきとなってます。

氷もスープに浮いていました。

さっぱりとした口当たりのスープ。醤油ダレの風味がスーっと抜けていきます。ほのかに酸味もあって後味もすっきり。芋煮の牛肉からと思われる旨みもしみ出ているようでした。

麺は中太のちぢれ。茹で上がりはやや硬めでしょうか。ツルッツルのスベスベで、ススっていて楽しい麺です。キュッと引き締まっていてコシがある。舌触りと喉越しのよい麺でした。

芋煮の芋はあっさりめの味付け。柔らかくて食べやすい。もちろん本来の芋煮の風味も味わえました。

芋煮の牛肉も柔らかい仕上り。こちらもさっぱりとした味付けです。スープの旨みアップにも貢献しているようでした。

店内は落ち着いた雰囲気で清掃も行き届いているように思います。年配のご夫婦が切り盛りされているようでした。いつまでも今のスタイルで営業していただきたいですね。