武蔵屋食堂｜鳥取県鳥取市｜素ラーメン

鳥取素ラーメンの元祖 武蔵屋食堂

鳥取県鳥取市にある武蔵屋食堂に行ってまいりました。鳥取市役所の近くにあり、鳥取駅からも歩いて約15分ほどです。武蔵屋食堂は1912年（明治45年）創業という老舗中の老舗。そして素ラーメン発祥のお店ということです。

お店の脇には看板が出ていました。

駐車場はお店の脇にあります。

店内

店内にはテーブル席が5つほど。

武蔵屋食堂のラーメンは自家製麺。うどんも国産小麦を使用されています。

お会計はこちらのカウンター。

卓上にはコショウと唐辛子が用意してあります。

メニュー

メニューは大きく分けて麺類、丼物。それぞれ充実してますね。麺類はうどんにそば、ラーメン。素ラーメンは半と並、大のサイズがあります。今回は素ラーメン（500円）を注文しました。素ラーメンの他には中華そば、そして素ラーメンの影響か素そばというメニューもあります。

素ラーメン

こちらの武蔵屋食堂の素ラーメン。トッピングはこまぼこ、天かす、ネギとなってます。

どこかみずみずしさのあるスープ。はじめはさっぱりとした口当たりです。淡いような感じを伴った旨みがスーッと駆け抜けていく。ススっているうちにまろやかさがグングンと増してきます。そしてついにはコッテリさも感じられるほど。後にはほんのり甘みも味わえます。（あまりうどんを外で食べたことがない）私にとってはうどんのおつゆをコッテリ系にバージョンアップしたような印象でした。

麺は中太のちぢれ。茹で上がりは普通からやや柔らかめでしょうか。プリッとして少しモチッとさもあります。ツルツルとしていてススりやすく、のど越しもいい。スープによく馴染んだ麺でした。

武蔵屋食堂ではお土産用の素ラーメンも販売されています。

鳥取の名物である素ラーメン。私が調べたり地元の方に聞いた話では、ここ武蔵屋食堂と鳥取市役所食堂の2ケ所しか提供されていないようです。（他にもあったら教えてください。）もはや絶滅危惧種。色々なラーメンが出てくる中、大変な面もあると思いますがこの鳥取の文化を継承し続けていただきたいですね。