満州味（ますみ）｜鳥取県米子市｜ラーメン

鳥取牛骨ラーメンの元祖といわれる満洲味

鳥取県米子市にある満洲味 （ますみ）に行ってまいりました。スーハーマーケットのラ・ムーの隣にあるお店です。

お店の前には看板も出ていました。

駐車場はそのラ・ムーと共同のようです。めちゃくちゃ広いので安心ですね。

満洲味の営業時間は11:00～20:00まで。定休日は月曜日となってます。

土日祝は麺のカタさのリクエストはご容赦くださいとのこと。逆をいえば平日（忙しくない時）だったらリクエストに応えてくださるようです。

店内

レトロな感じもありオシャレな感じもある店内。入口から正面には厨房を囲むようにカウンター席があります。

そしてそれを囲むようにテーブル席が並ぶ。

卓上にはコショウや唐辛子、塩などの調味料が用意してありました。

そしておろしニンニクもあります。

メニュー

メニューはラーメンをはじめ塩ラーメン、味噌ラーメン、チャンポン、野菜ラーメン、コーンラーメン、わかめラーメン、山菜ラーメン、ギョウザラーメン、辛口ラーメン、激辛ラーメン、唐揚ラーメン、チャーシューメン、スペシャルラーメンと多彩なラインナップ。各ラーメンはプラス200円で定食にもできます。今回はラーメン定食（850円）を注文しました。また11:00～13:30はライスが120円になるサービスがあります。

他には唐揚定食や中華丼、ライス、ビール、唐揚、ギョウザ、煮たまごなどもありました。

ラーメン定食

こちらが満洲味のラーメン定食。ラーメンにチャーハン、サラダ、冷奴がついてきます。

こういうヘルシーな付け合せはありがたいですね。

ラーメン

ラーメンのトッピングはチャーシューにメンマ、もやし、ネギとなってます。

柔らかさがありつつも少しコッテリ感があるスープ。深みがある醤油の風味がグワッと広がってまいります。そしてこれが牛骨からなのか、ベースにはしっかりとした旨みがききまくっている。塩気もきいていて、そういう意味ではキレのある味わいです。ススっているうちに徐々にまろやかさが増してくる。私が今まで思っていた牛骨らしさはあま前面にでておらず、牛骨ラーメン発祥のお店の歴史を感じることができました。

麺は中太のちぢれ。茹で上がりは普通からやや硬めでしょうか。プツッとした食感で歯切れがいいす。しっかりとした歯ごたえもある。表面がよく分かるような舌触りでした。

チャーシューはあっさりめの味付け。食べているうちに旨みがしみ出てきます。ほぐれる系の柔らかさで歯ごたえもある。クセのない味わいでした。

チャーハン

こちらはチャーハン。

少しパラッとしていて旨みがよく出ていました。

鳥取における牛骨ラーメンの元祖といわれている満州味。1946年（昭和21年）の創業といわれている超老舗です。創業者のご主人が満州で食べた麺を元にしているため満州味なんだとか。現在では倉吉市に牛骨ラーメンのお店が多いので、てっきり倉吉発祥なのかと思っていたら、実は元祖は米子でした。いつまでもこの味を守っていっていただきたいですね。