寿々喜そば屋|山形県山形市|鳥中華
漆山にある寿々喜そば屋
山形県山形市にある寿々喜そば屋に行ってまいりました。山形の中心からは少し離れていて、最寄り駅は漆山駅になります。
入口には囲いがあるので、あまり車高の高い車は入れなさそうですね。
敷地内には水管が配してあり、水がチョロチョロと出ていました。
冬には雪を溶かしてくれるんでしょうね。
駐車場の奥には流しそうめんの台。
お店の大将が試行錯誤の末に作り上げられたものだそうです。この日の翌日にはテレビの取材も入るとのことでした。
ここを開けるとそうめんをお箸ですくわなくても食べれる仕組み。すごいですね。
寿々喜そば屋は第2、第3駐車場も完備されています。
店内
店内は趣のある重厚なつくり。手前にテーブル席、そしてそれを囲うようにお座敷があります。
フロアを取り仕切っているのは名物おばちゃん。いらっしゃいませ、おまちどうさま、ありがとうさま、ありがとうございました等々、威勢のいい声が店内に響いていて活気があります。また大将は職人気質の方のようでで、こちらも威勢のいい少し甲高い声で指示を出されていました。
お座敷にあるテーブルも立派です。
厨房の前にウォーターサーバーがあるのでお水はこちらでセルフサービス。
卓上にはコショウや唐辛子、お酢といった調味料が用意されています。
メニュー
メニューは鳥中華をはじめ板そば、ラーメン、鳥そば、鴨そば、冷たいラーメン、冷たい鳥そば、ざる中華、流し鶏中華、流しラーメンといった麺々。
元祖鳥中華はこちらの看板メニューです。今回はその鳥中華(800円)を注文しました。
テーブルには写真付きのメニューもあります。
鳥中華
こちらが寿々喜そば屋の鳥中華。トッピングは鶏肉、ネギ、ゴボウ、ニンジンとなってます。
さっぱりとした口当たりのスープ。優しい旨みたちがジンワリと広がってまいります。全体的に丸みがあって柔らかい味わい。ほんのり甘みがあり、それが徐々に増してきます。それでいて甘さはしつこすぎない。後味もさっぱりといただくことができました。
麺はやや細めのちぢれ。茹で上がりはやや柔らかめでしょうか。プニッとした食感となってます。表面は少しツルッとしていてススりやすい。スープによく馴染んでいました。
ネギのシャッキと感が麺にも合います。
鶏肉そのものはあっさりめの味付け。かしわ感がよく出ている仕上がりです。身の部分は柔らかくて食べやすい。ときおりコリッとした食感の部位も入っていました。
食後に流しそうめんのところで休んでいた私。ちょうどそこへ大将がお昼ご飯を食べにこられました。ざるにご飯と漬物が入っていて、そこに水を流し入れながらご飯を食べられている大将。聞くとこれは「あらいまんま」というそうな。水は井戸水でないと美味しくないとのこと。漬物はこの日はきゅうりでしたが、茄子が美味しいらしいです。漬物は塩気が強くないとだめだそう。
大将の口調は一見きつく聞こえますが、実際に話してみると気さくな方です。思いがけず色々とお話を聞かせていただき、いい思い出になりました。
-
タグ
- 店名漆山 寿々喜そば屋
- 住所山形県山形市漆山2923
- 山形県山形市漆山2923
- 電話番号023-684-8157
- 営業時間11:00~20:00 ※15:00ごろから休憩あり
- 休業日水曜
- 駐車場有