酔虎(すいほう)ラーメン|熊本県熊本市|ラーメン
酔虎で”すいほう”と読むラーメン屋さん
熊本県熊本市中央区にある酔虎ラーメンに行ってまいりました。酔虎で「すいほう」と読むようです。かっこいい。
ラーメンの他にも五目焼きそば、ソース焼きそば、ちゃんぽんなどもオススメのようです。
焼きそば、ぎょうざ、焼きめしはお持ち帰りも可能。出前もされています。
出前に使われている岡持ちを装備したバイクが店頭に駐めてありました。
酔虎ラーメンの営業時間は11:00〜15:00、17:00〜21:00となってます。定休日は日曜日。昨年(2016年)の熊本地震の影響で戸が少しかたくなっており、右側は開かないそうです。影響の大きさを物語っていますね。個人的にはそこまで戸がかたいとは思いませんでした。
昔ながらな雰囲気の店内
店内は厨房と向かい合ってカウンター席のみ。コンパクトなお店です。
多彩なメニューの数々
メニューはラーメンをはじめ、もやしラーメン、肉ラーメン、天津麺、チャーシューラーメン、みそラーメン、玉子ラーメンといったラインナップ。
ソース、パリパリ、五目の各種焼きそばにギョーザ、ちゃんぽん、タイピーエンもあります。
ご飯物はチャーハン、中華丼、天津丼、おにぎり、めし。一品料理は野菜炒め、もやし炒め、ピーマン肉細切り炒め、きくらげ卵炒め、八宝菜と豊富なメニューとなってます。今回はラーメン(530円)とチャーハン(550円)を注文。
卓上にはコショウや塩、ソースといった調味料が用意してあります。
酔虎のラーメンとチャーハン
こちらが今回お願いしたラーメンとチャーハン。
ラーメン
ラーメンのトッピングはチャーシューにキクラゲ、玉子、ネギとなってます。
比較的あっさりとした口当たりのスープ。しだいに醤油ダレのような味わいと焦がしニンニクの風味がスーッと広がってまいります。塩気がほどよくきいており、全体的にすっきりとした飲み口。そこにほんのりコショウがきいています。焦がしニンニクは前面に出ていますがしつこすぎない。昔ながらな熊本ラーメンという感じで、食べやすい味わいの一杯でした。
麺は中太のストレート。茹で上がりは柔らかめでしょうか。それでいてどこか弾力があるように思います。そしてそこから緩やかに馴染んでいく。とてもススりやすい麺でした。
チャーシューはほぐれる系でとても柔らかな仕上がり。しっかりと塩気がきいており、チャーシュー丼とかにしてもご飯が進みそうです。全くクセがなく、丁寧なお仕事ぶりが感じられますね。スープがあっさり系なので、そういった意味でもバランスがとれているチャーシューでした。
しっかりと火が通してある昔ながらな玉子。
コクのあるチャーハンと心のこもった対応
こちらはチャーハン。万が一残したら申し訳ないので、注文時にチャーハンの量を聞いてみたところ、ギュッとしてあるので見た目以上にボリュームがあるそう。メニューにはハーフサイズなどはなかったですが、心配なら少なめにしましょうかと仰ってくださる女将さん。一旦は遠慮したものの、ラーメンとチャーハンを両方食べたいという方も多いので大丈夫ですよ、と優しいお言葉をかけていただき甘えることにしました。しかも少なめにした分はリーズナブルにしてくださる。とてもとてもありがたいです。
チャーハンのご飯は柔らかめ。ほんのり醤油っぽい風味をまとっています。そしてその醤油風とはまた違った香ばしさが全体を包み込んでいます。旨みがよくきいていてしっかりとした味付け。次々とレンゲが進むチャーハンでした。
もともとは熊本商工会議所の近くで18年ほど営業されていた酔虎(すいほう)ラーメン。今の場所に写ってからも18年ほどということで歴史のあるお店です。ご年配のとても気さくなご夫婦で切り盛りされていて、熊本地震で被害をうけられましたがわずか2週間ほどで再開。そのバイタリティには頭が下がります。ご主人が鍋を打つ音がお店の外までこだまする。そんな日常がいつまでも続いて欲しいと思うお店でした。
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- 店名酔虎(すいほう)ラーメン
- 住所熊本県熊本市中央区船場町下1-19
- 熊本県熊本市中央区船場町下1-19
- 電話番号096-324-3412
- 営業時間11:00〜15:00 17:00〜21:00
- 休業日日曜日
- 駐車場無