てしお安政町店｜熊本県熊本市｜鶏塩らーめん

レンガの中に和風な佇まい

熊本県熊本市中央区にあるてしお安政町店に行ってまいりました。

お店は駕町通りのセブンイレブンから3号線側へと続く道沿いにあります。

店頭にはランチなどのメニューの案内が出ていました。

通路側にも写真付きであさり塩らーめん、はまぐりらーめんの紹介があります。

和風でオシャレなてしお安政町店

店内はコンパクトなレイアウト。落ち着いた雰囲気です。

入って左手にはカウンター席。

右手にはテーブル席があります。

そして右手前にもテーブル席がありました。

メニューは昼と夜がある

ランチメニューは鶏塩らーめん・豚塩らーめんがメインで、それぞれ和だしと熊本風のマー油入りがあります。ランチ限定のお得なセットは唐揚げ付き（Aセット）、唐揚げ＋ごはんかおにぎり（Bセット）、唐揚げ＋お茶漬け（Cセット）というラインナップ。ご飯物は白ごはん、おにぎりで、ラーメンのトッピングは味玉、梅わさび、つくね、葱となってます。今回は和だし鶏塩らーめんのBセット（950円）を注文。

夜は鶏塩、豚塩にくわえ蛤らーめん、あさり塩らーめんが仲間入り。ごはん物も鶏チャーシュー丼、豚チャーシュー丼、お茶漬けが追加されます。ビールや焼酎、ワインといったお酒も提供されているので、ちょいと飲みながらというのも良さそうですね。またおつまみに食後のデザートもあります。

卓上

テーブルに用意してあるお水はレモン水でした。

和だし鶏塩らーめんBセット

こちらが和だし鶏塩らーめんのBセット。らーめんに唐揚げ２つとおにぎり（orごはん）が付いてきます。

てしお安政町店の和だし鶏塩らーめん

こちらが和だし鶏塩らーめん。トッピングは鶏チャーシューにつくね、メンマ、ねぎ、玉あられ、葱となってます。

品があってあっさりとした口当たりのスープ。見た目だけでなく、味わいもクリアで澄み渡ってます。鶏由来でしょうか、旨みがスーっとそれでいてジワジワと広がってくる。塩ダレもよくきいているようですが、旨みと一体となってるかのようで、丸みがあり柔らかい味わいです。あとにはどこか卵のようなまろやかさがやってきて、その余韻を楽しむことができました。

麺は細めのストレート。茹で上がりは普通からやや硬めでしょうか。細いながらも程よく弾力があります。歯切れもよくプッツッとした食感が楽しい。徐々にスープに馴染んできますが、その食感は健在です。麺の素材からか、後にはほのかな甘みが味わえました。

鶏チャーシューはほんのりとした味付け。炙ってあるのようで香ばしさが広がります。身はプリッとした食感を残しつつも柔らかい。鶏そのものの甘みも楽しめました。

つくねはブラックペッパーがきいていてパンチのある味わい。てしおの十八番といってもいいでしょう、軟骨のコリコリももちろん味わえました。

普段はフューチャーすることの少ないメンマ。コリッとシャッキとした食感で、徐々に唐辛子のようなピリッとした辛さがやってきます。はじめは全く辛みを感じない凝った味付けのメンマでした。

おにぎりはわりとしっかり握ってあり、見ため以上にボリュームがありそうです。スープとの相性も抜群でした。

唐揚げ

唐揚げの衣はしっとり系でしょう。

中の身は柔らかでとにかくジューシー。肉汁がしたたります。ほんのりとした味付けがしっかり中まで染みてました。

替え玉

せっかくなので替え玉も注文。お昼のメニューには替え玉の表記がなかったのですがご安心ください。お昼でも提供されています。今回は縮れ麺をお願いしました。

替え玉の器にはおそらくダシがはいっており、スープは全くといっていいほど薄まる気配はない。一緒についてくるゆず胡椒はとても風味豊か。ゆず胡椒を投入すると、どうしたことかまろやかさが増してくるようでした。

ストレート麺は縮れ麺よりやや細め。ストレートのほうがスープに馴染むそう。やや細めながらもブリンとしていて食べ応えがある。非常に存在感があります。ストレート麺と同様に後にはほのかな甘みが楽しめました。

店内はオシャレな雰囲気なので、女性お一人でも気軽に入店できそうです。単に塩ラーメンではなく鶏塩や豚塩、蛤、あさり塩となかなかお目にかかれないラーメンが味わえるのも魅力の一つ。お昼と夜それぞれに良さのあるメニューなので、それぞれ違った楽しみ方ができそうですね。飲んだ後のシメにも利用できそうです。