あじたか｜北海道函館市｜塩ラーメン

五稜郭の近くにあるあじたか

北海道函館市にあるあじたかに行ってまいりました。

五稜郭公園の近くにあるお店です。看板も出てました。

店内

店内は入って右手に厨房と向かい合ってカウンター席。

左手にはテーブル席が並んでいます。

お水やの２杯め以降はこちらのウォーターサーバーからセルフサービス。

卓上にはコショウや一味唐辛子、しょう油などの調味料が用意されています。

豊富なメニュー

あじたかはとにかくメニューが豊富。塩、正油、みそとオーソドックスなラーメンから、ピカソラーメン、サラダ感ラーメンなどあじたかならではのメニューもあります。ラーメンの他にも焼そば、ご飯物、一品料理、スープなど盛りだくさん。

函館の基本は塩ラーメン。あじかた人気ベスト５は１位から順にサラダ感ラーメン、ピカソラーメン、五目ラーメン、あんかけ焼そば、あじかたセット。どれも気になりますね。広東メン、天津メン、ジャージャーメン、スラータンメンもかくれた人気があるそうです。

この他にもセットメニューが充実しています。今回ははやぶさセットB（720円）を注文。

はやぶさセットB

こちらがはやぶさセットB。ラーメンにチャーシューめしが付いています。ラーメンは塩か正油を選べるということで、今回は塩をチョイス。

塩ラーメン

塩ラーメンのトッピングはチャーシューにメンマ、お麩、ネギとなってます。

塩ダレがベースのスープは、丸みのある優しい味わい。ほどよい塩気と旨みがジンワリと口の中に広がってきます。オーソドックスな函館ラーメンのダシは豚が基本だそう。こちらのお店では豚骨からダシを取られていて、昔ながらの正統派函館ラーメンとなってます。白濁した豚骨とはまた違った味わいが楽しめました。

麺はやや太めのストレート。茹で上がりはやや柔らかめでしょうか。それでいて麺の中心は弾力があり、モチっとした食感。表面はツルンとしていて、ススりやすい麺でした。

チャーシューは醤油風の味付けが行き渡っています。クセはなく、しっかりとした歯ごたえが楽しめました。

お麩にはスープが染み込みまくってます。口に入れるとジワーっとスープが染み出てくるのも醍醐味でしょう。

チャーシュー丼

チャーシュー丼はラー油のほんのりピリ辛さが食欲をそそります。そこにご飯とチャーシューが絡み、とても相性が良い。あっという間にかき込んでしまいました。

あじたかは創業５０年。今の場所に移転してからも２６年営業されてるそう。現在でもピカソラーメンやゴッホ丼など新メニューも積極的に開発してらっしゃいます。

古くからの歴史がある函館ラーメン。豚からダシをとり、塩ダレで味付けしてお麩をトッピングされたものがスタンダードだったと教えていただきました。ただ、最近はそのスタイルも減ってきているそう。新しい味を追求しつつ、いつまでも昔ながらのラーメンを守っていただければと願ってます。