喜八|富山県富山市|富山ブラックラーメン
元祖の系譜である喜八
富山県富山市にある喜八に行ってまいりました。富山駅からは車で10分弱、歩いても約15分くらいで行くことができます。富山ブラックの元祖である大喜(現在は解散し西町大喜が継承)の従業員だった方が開かれたお店です。
店頭には富山ブラックラーメンのフラッグがはためいてました。
喜八の営業時間は11:00~14:40、17:30~20:20まで。土日祝は昼のみの営業で、定休日は月曜日と月に一度だけ日曜日となってます。
日曜日の休業日は不定ですが、店頭にも案内があるので心配ご無用。
一見すると駐車場はないようですが、駐車スペースもあるようです。
店内
店内に入るとすぐ左手にはテーブル席。右手にはカウンター席があります。
テーブル席の横にはウォーターサーバーがあるので、お水はこちらでセルフサービス。そして奥にもテーブル席が並んでいます。
卓上にはコショウやブラックペッパーが用意してありました。
ブラックペッパーはよく見るとブラックラーメン胡椒と書いてあります。富山ブラック専用のコショウなのでしょう。
メニュー
メニューは富山ブラックラーメンと越中ラーメン、ライス、おにぎり、お酒・ビールにソフトドリンクとなってます。ラーメンのサイズはそれぞれ並と大。今回は富山ブラックラーメンの並(720円)とライス(160円)を注文しました。
裏には富山ブラックラーメンの詳細な説明もあります。富山ブラックは戦後にご飯が入ったドカ弁を持って来店する労働者のために、ご飯のおかずになるラーメンとして開発されました。喜八では当時の味を受け継いでおり、正統派な富山ブラックがいただけます。美味しい食べ方の解説もありました。ぜひ一読されることをオススメします。
富山ブラックラーメン並とライス
こちらが喜八の富山ブラックラーメンとライス。
ご飯のおかずになるラーメンなので、ご飯は必須ですね。
富山ブラックラーメン並
富山ブラックラーメンのトッピングはチャーシューにメンマ、ネギとなってます。
濃い褐色で黒に近い見た目のスープ。とても深みのある醤油の風味がブワーっと広がってまいります。もちろん塩気もしっかりときいている。キレがありまくって力強い味わいです。それでいてベースには鶏からと思われる旨みがきいている。後には醤油の風味と旨みの余韻を味わえました。
麺は中太のちぢれ。茹で上がりはやや硬めでしょうか。少し平べったい形をしています。程よい歯ごたえも楽しめる。徐々にスープに馴染んできました。
メンマもとにかく塩気がきいている。(個人的には一番塩気がきいていると思う)
チャーシューもしっかりめの味付け。柔らかく脂身はとろけるようです。けっこうな枚数が入っているのも嬉しい。クセのないチャーシューでした。
富山ブラックラーメンは元祖である大喜の流れを汲むお店は数少なく、喜八はとても貴重なお店です。今後も正統派の味を守っていっていただきたいですね。
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- 店名お食事処 喜八
- 住所富山県富山市奥田寿町6-3 奥田ビル
- 富山県富山市奥田寿町6-3 奥田ビル
- 電話番号076-443-1888
- 営業時間11:00~14:40 17:30~20:20
- 休業日月曜
- 駐車場有