さとや｜沖縄県与那国島｜車えびそば

比川集落にあるさとや

日本最西端の島、沖縄県の与那国島にあるさとやに行ってまいりました。与那国島にある3つの集落の中の比川集落にあるお店です。

さとやの営業時間は11:00～16:00まで。売り切れ次第閉店されるので、早めに行ったほうが確実です。

店内

店内に入ると左手には厨房と向かい合ってカウンター席。右手には小上りがあります。

卓上には唐辛子や山椒といった調味料が用意してありました。

メニュー

メニューは八重山そばがイメンでしょう。なんとご飯一杯が無料です。

他には車えびそばとてびちそばがあります。今回は車えびそば（1000円）を注文しました。

車えびそば

こちらがさとやの車えびそば。

お漬物も付いてきました。

車えびそばのトッピングは車えびにかまぼこ、ネギとなってます。

スープの口当たりそのものはすっきりめ。とにかくエビからと思われる風味、旨みがグワーっと一気に広がってまいります。味付けは醤油だと思いますが、まるで味噌ラーメンのような感じすらする。そして旨みはいつまでも口の中にいてくれるので、ススるほどに味わいが増してきます。サッパリいただけるのに、コクがあってまろやかなスープでした。

麺は太めのストレート。茹で上がりは普通くらいでしょうか。プニョンとした食感でソフトな舌触りです。表面は少しプリッとしている。徐々にスープに馴染んできました。

こちらはかまぼこです。

ご覧の通り車えびはデカい。頭にはまるで黒マー油のような味噌も入っています。身もしっかりと詰まっていてプリプリでした。

さとやでは出汁をとるためだけにエビを約30キロも使ってらっしゃるそう。あれだけ旨みが出ていたのも納得です。これは与那国島で車えびの養殖が行われているからこそなせる技。さとやは民宿も営んでおられ、ご主人の三線の演奏もあるそうです。宿泊もしてみたいですね。